■グリニッチ便り■       No.136, 2007年11月号
 Japanese Gospel Church of Greenwich   グリニッチ福音キリスト教会
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

開通、快通     グリニッチ福音キリスト教会 牧師 立石尚志
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------


ご無沙汰していますが皆さま、お元気でしょうか。6月に始まった帰国報告も今に至るまで守られ残すところ一ヶ月となりました。グリニッチ教会の方は6〜8月までは矢吹博先生ご夫妻が留守番牧師としてすばらしい働きをしてくださり、9月から12/4の私の帰国までは近隣の日本語教会の先生方
にお手伝いしていただいており、お世話になっています。
 今回のグリニッチ便りは軽井沢からお届けしています。澄み渡る青空に薄く雪化粧した浅間山がくっきりそびえ、静かにその噴煙をたなびかせています。山の中腹から別荘地にかけて、始まりかけた紅葉はさらなる秋の彩りを期待させてくれます。日本はやっぱり美しいです。今週は宣教団から言い渡されている所定の休暇を取るために妻の親族が持っている「聖書とキリスト軽井沢山荘」という小さなログキャビンに来ています。伝道者であった妻の祖父を記念してそのような名前が付けられていますが、しばし東京の雑踏と騒音、混雑と渋滞を離れ、軽井沢の静けさの中で黙想と礼拝、読書と執筆、薪割りと散歩という贅沢な時を過ごしています。

新しい道路
 今回の帰国では僅か半年の間に百数十箇所訪問先があるため、ひたすら自動車・電車で動き回っています。その中で一番驚き、印象に残っているのは、あちこちに新しい道路やトンネル、新しい地下鉄、路線ができて、たった4年の間にどこもかしこも大変便利になったということです。滅多に新しい道路など作られない米国東海岸とは違い、日本はどんどん道路が新しくなります。かつて苦心して編み出した抜け道も不要となり、A地点からB地点まですっきり辿り着くことができます。新しい道路は気持ちがいいものです。開通してまさに快通です。


 さて、聖書の中には「道」に関する言葉がたくさん出てきます。特に旧約聖書の「箴言」には人の歩みや人生を「道」とたとえて表現している箇所が多くあります。ご一緒に見ていただきたいと思います。先ずは悪者とか愚か者と呼ばれている人々の道についてです。

箴言2:13~15 彼らはまっすぐな道を捨て、やみの道に歩み、悪を行なうことを喜び、悪いねじれごとを楽しむ。彼らの道は曲がり、その道筋は曲がりくねっている。
箴言4:19 悪者の道は暗やみのようだ。彼らは何につまずくかを知らない。
箴言12:15 愚か者は自分の道を正しいと思う。・・・
箴言14:14 心の堕落している者は自分の道に甘んじる・・・
箴言15:19 なまけ者の道はいばらの生け垣のよう。
箴言28:6 貧しくても誠実に歩む者は、富んでいても曲がった道を歩む者にまさる。

逆によい道についても多く語られています。

箴言2:7 彼(神)は正しい者のために、すぐれた知性をたくわえ、正しく歩む者の盾となり、公義の小道を保ち、その聖徒たちの道を守る。そのとき、あなたは正義と公義と公正と、すべての良い道筋を悟る。
箴言3:5~6 心を尽くして主に拠り頼め。自分の悟りに頼るな。あなたの行く所どこにおいても、主を認めよ。そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる。
箴言3:17 その道は楽しい道であり、その通り道はみな平安である。
箴言4:18 義人の道は、あけぼのの光のようだ。いよいよ輝きを増して真昼となる。

救い=「主の道」に入ること
 聖書の中でキリスト教信仰をしばしば「主(又は神)の道」とか「この道」と呼ばれます。ですからキリスト教における「救い」とは自分が歩んでいた道の過ち
に気がつき、神の前に悔い、その過ちを赦すために神が支払ってくださったキリストの死と
いう代価を感謝して受け容れ、新しく「キリストに従う道」に入ることをさすわけです。
箴言14:12 人の目にはまっすぐに見える道がある。その道の終わりは死の道である。
箴言9:6 わきまえのないことを捨てて、生きなさい。悟りのある道を、まっすぐ歩みなさい。
とありますが、聖書を読めば読むほど、だんだんと自分の歩みがどこに向かっているのか、何が問題なのか、わかるようになって来るものです。今、皆さんの道はどこに向かっていますか。一歩踏み出して聖書の勧めに従い、神との新しい歩みに入る方はいらっしゃいませんか。

成長=道路工事
 さあ、しかし「主の道」を歩み始めたからといって全てが途端にバラ色となるわけではありません。実は地道な道路工事が待っているのです。クリスチャンになることで確かに人生の道筋は180度大きく変わるのですが、実は私達の心と思いの中にはたくさんの「悪」への道が残っているのです。それらの「悪」への道を一つ一つ通行止めに
して塞ぎ、新しく正しいルートの工事を始めていくこと、これこそが霊的成長のための訓練です。神が示している道を心から確信をもって選びとるようになるまでは繰り返し悪を選んでしまったり、多くの失敗をするものです。目下工事中の人生は見た目には麗しくありません。しかしこの道路工事こそが私達の「意志」「理性」「感情」の訓練そのものなのです。

箴言1:15 わが子よ。彼らといっしょに道を歩いてはならない。あなたの足を彼らの通り道に踏み入れてはならない。
箴言2:20だから、あなたは良い人々の道に歩み、正しい人々の道を守るがよい。
箴言3:31 暴虐の者をうらやむな。そのすべての道を選ぶな。
箴言4:14 悪者どもの道にはいるな。悪人たちの道を歩むな。
箴言4:26あなたの足の道筋に心を配り、あなたのすべての道を堅く定めよ。
箴言15:10正しい道を捨てる者にはきびしい懲らしめがあり、叱責を憎む者は死に至る。

開通、快通
道路工事は途中で投げ出さない限り、いつか「完成」する時がきます。あくまで悪の道を捨て続け、神の道を選び続けるならいつか私たちの人格のうちに立派な道路が開通します。その道を通ることは快いこととなるばかりか、
もはや不要な渋滞で時間を無駄遣いするような生き方から解放されるのです。与えられている時間を真に創造的に、生産的に用いることにより神に栄光を帰し、まわりの人を豊かにし、自らをも祝福するような生き方こそ神が私たちにプレゼントしてくださったものなのです。クリスチャンとして生きるというのは本来、順境であれ逆境であれ、どんな境遇の中に置かれても最も自由に生きられる生き方なのです。皆さんはそれを体験されているでしょうか。神の道に入りましょう。道路工事も忍耐をもって続けましょう。■


----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

証し   E.Y.姉(グリニッチ福音キリスト教会 礼拝出席者)
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
 私は、幼稚園から高校まで、カトリックの学校に通っておりましたので、聖書のお話を聞いて育ったようなものです。神様を信じることは、ごく自然なことで、神様がいないのではないか、とかイエス様の行ったことは本当なのか、などと思ったことは今まで一度もありませんでした。しかし、その頃の私は、洗礼を受けることをゴールのように思っており、聖書を最初から最後まできちんと読んだことがなかった自分にはまだ勉強が足りない、知らないこともわからないこともあるので受洗する資格はないと思っておりました。
 大学時代、私はヨーロッパで生活する機会を与えられ、日本にいる頃より、教会やキリスト教を身近に感じ、また、自分の宗教を尋ねられる度に、やはり聖書の神様以外を自分の神とすることは、ありえないという気持ちを自分の中で再確認しました。ドイツのハイデルベルグにいた時、ドイツや北欧出身の友人を通して、はじめてプロテスタントというものに出合いました。今まで持っていたキリスト教に関する疑問、特にカトリックに関して、納得のいかなかった点などは解決されたのですが、まだ信仰というよりは、イエス様と神様のことをまず頭で理解することが大事だと思っていました。

 日本に戻ってから、ある日、友人が飛び降り自殺をしたという連絡を受けました。彼女は、ご主人の仕事で、日本に来たフランス人でしたが、言葉と文化の違いで日本になじめず悩んでいました。しばらくの間はショックで落ち込んでいたのですが、彼女のために祈ろうと、教会へ足を運びました。彼女が、どうか神様のもとで、平安でありますように、と祈るうちに、私の心の中が平安で満たされていくのがわかりました。祈りながら彼女の悩みを知っていたにもかかわらず、自分中心の生活を送っていた自分の罪を悔いると共に、イエス様がこの私の罪のために死んで下さった、というのは、どういうことかやっとわかったのです。その時、ここが私のスタート地点だと思い、すぐにこの教会で洗礼を受け、クリスチャンとして生きていく一歩を踏み出しました。それまで、ずっとゴールだと思っていた洗礼は、実はスタートだったのです。

 10年前、私は家族と共にアメリカに移りましたが、どこに行っても、神様が共にいて下さる、そしてその方をお父様とする兄弟、姉妹が、話す言葉や文化は違っても、私のそばにいることを支えに、教会生活を始め、その間、牧師先生を初め、教会の兄弟、姉妹に助けられ、祈られて、毎日を過ごしてきました。

 5番目の子の出産前、おなかの中の赤ちゃんが胎児水腫という重い病気になりました。医者からどうせ助からない命だから、その子の出産をあきらめるように言われたとき、もし、自分が神様を知らない人間だったら、医学のデータが示す数字を信じて、医者の言う通りにしていたかもしれません。しかし、私は、不思議な力に背中を押されるように、強い意志で、それを断りました。私は、どうか赤ちゃんの病気を治して下さい、と祈るかわりに、これは、神様からいただいた命ですから、もし、途中で亡くなることになっても、病気のまま、生まれても、それが神様の御心ならば、受け入れます、と毎日祈っていました。私にこれから起こるかも知れない困難な状況を乗り越える自信があったわけではありませんが、神様が一緒にいて下さるから、大丈夫という安心がありました。子供は、胎内で、自然治癒し、無事に生まれてくることができました。今、5人の子育てをしながら、常にその時の感謝の気持ちを忘れないように心がけています。それでも時々、自分の心が弱くなりそうな時、いつも私は、神様の御心は何か、ということに立ち返ります。

いつも喜んでいなさい、絶えず祈りなさい、どんなことにも感謝しなさい。(第一テサロニケ5:16)

 この言葉を大切に、毎日を送りながら、私は、イエス様を通して神様と出会うことができたことを心からうれしく思っています。■


----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

■2007年11月〜12月の集会予定■
(変更の可能性もありますので電話でご確認ください)
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
11/11 (日) 10:00am
 礼拝:Todd氏を迎えて
証とピアノ演奏
11/18 (日)
 シューボックス最終収集日
12/16 (日) 12:30pm
 
ファミリークリスマス会
12/23 (日) 4:00pm
 
クリスマス礼拝

【定例集会】
● 礼拝日曜日10:00am〜11:15am
● サンデースクール
  日曜日 11:20am〜12:00pm
 大人、子供はそれぞれクラスに分かれます
● 祈り会 グリニッチ/水曜10:00am

【各種集会】
★ グリニッチ家庭集会(場所はTELで)
  11/9(金)、12/14(金)10:00am
★ ハリソン聖書研究会
隔週火曜 10:00am 11/13、11/27
  場所:ハリソン長老教会
★ グリニッチ聖書研究会 10:00amE
 (場所はTELでご確認ください)
★ ニューヘイブン聖書研究会
 (お休み中)
★ スタンフォード聖書研究会
毎週火曜1:30pm 場所:井上宅
★ ハートフォード家庭集会
 11/15(木)10:30pmテイラー宅
★ メンズバイブルフェローシップ
 11/10(土)5:00pm荒木宅

※上記以外にも週の間に、入門クラス、聖書の学び会が定期的に行われています。お問い合せください。
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
ハーベスト・タイムの放送を毎週金曜朝8時よりWMBCにて、あるいはWEBで!! 
http://www.harvesttime.tv/
★お勧めキリスト教日本語ウェブ放送局:BBN聖書放送
http://www.bbnradio.org/japanese/
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
《教会住所》
グリニッチ福音キリスト教会 (Japanese Gospel Church of Greenwich)
牧師 立石尚志
c/o St. Paul Ev. Lutheran Church, 286 Delavan Ave. Greenwich, CT 06830
website: www.jgclmi.com

《問い合わせ》
教会TEL/FAX(203)531-6450
牧師宅TEL/FAX (203)531-1609
e-mail: jgclmi@verizon.net
---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------