■グリニッチ便り■ (No.123, 2005年4ー5月号)グリニッチ福音キリスト教会
Japanese Gospel Church of Greenwich


人生やり直せる
 
満面に笑みをたたえた人がやって来ます。笑みに加え、目には涙までたっぷりとたたえて愛を語り、赦しを語り、自由を語り、そして、何よりも人はどんな状況からでも...そう、たった一つのことさえするなら...やり直すことができると熱く語ります。
その人、鈴木啓之さんは、千葉船橋市にあるシロアム・キリスト教会の牧師です。しかしこの牧師の両肩と両腕は過去を物語る大きな入れ墨に覆われ、両手の小指はそれぞれ長さが足りません。かつて、ヤクザ、だったのです。
その世界で出世街道を突き進んでいた34才、空前の名声から一挙に奈落の底、死の淵に立たされた彼はその絶望の中から、歌舞伎町の真っ赤な十字架を見上げたのです。彼はその時、神から「やり直すチャンス」を与えられたのです。背後には赦せない彼を赦し、愛せない彼を愛し、必死に神に叫び続ける韓国人妻の姿がありました。今、この夫婦はその喜びと感謝のメッセージを一人でも多くの伝えるために聖書を片手に世界中で希望のメッセージを語っているのです。  
・・・やり直したい人はいるでしょうか?
・・・・やり直せたら、と思っている人はいませんでしょうか。
彼のストーリーは確かに劇的です。しかし、彼が遭遇した問題、そして、彼の妻が通った苦悩は、同じ時代に生きている私たちも同じように抱える問題なのです。ただ、場面や詳細が異なっているだけです。ですから、彼の「やり直しの物語」とその「たった一つのこと」は、実はどんな人にも当てはめることができるものなのです。彼が見出した解決をつかんで人生に本当のリセットをかけ、再出発しませんか。
この度、鈴木先生がこのニューヨークにもやって来ます。ニューヨーク周辺の教会の共同主催、ということで、数カ所で集会が行われます。同封のチラシをご覧になっていただき、是非、お出かけください。       牧 師 ■
回心した男たちの妻の言葉
 鈴木牧師をはじめ、数人のヤクザの回心から多くのヤクザたちの間に一つのリバイバルが生じました。彼らは「ミッション・バラバ」という伝道団をつくって、さらに多くの迷える人々にキリストの救いのメッセージを届けるために活動をしてきましたが、その男たちの背後には、彼らのことで自らを問われ、回心し、祈る妻たちの姿がありました。その幾人かの言葉を紹介したいと思います。(EHC「ミッション・バラバとその妻たち」より)

「私の方があの人より正しい、優れていると思い上がっていました。私のそんな高ぶる心がもっと早く砕かれてへりくだっていれば、主人ともぶつからずに済んだでしょう。神さまはこの十年間、気難しくぶつかり甲斐のある主人を使って、私を砕いて訓練してくださったんですね。その訓練はあまりにも厳しかったけれど、私の通るべき道でした。」(吉田美宝子さん)

「主人なんかおらんほうがええと、冷たくあしらった私も悪かった。主人を赦さないと私も神さまからゆるしてもらえません。今は本当に幸せです。高原と結婚してよかった。」(高原千代子さん)

「ヤクザで年下の主人を、心の中で罪人扱いして、私は絶対正しいと思って見下して、苛立ちをぶつけたりして。私も神様に罪赦された者なのに。・・・それに気づいて神様の前にお詫びして、主人が戻ってきたら裁かずに受け入れようと思ったら気持ちが楽になりました。」(鈴木まり子さん)

「結局神様は私を変えるために、こういう旦那さんを与えて苦労させてくださいました。ふつうの人が一生かかってする苦労をいっぺんにしてしまって百年も生きたような気がします。今はそんな苦労も忘れたし、いやされましたけど。今思うと、主人は私にピッタリの人でした。あの人もふつうの女の人と結婚したら、とっくに逃げられて、神様を信じるまでに至らなかったでしょう。人間は愚かだから、問題がないと祈ろうとしません。問題があるということは、神様にまだ見放されておらず、必ず解決があるということなの。ただ、切なる思いで心の中から祈りをささげること。一杯苦しんで泣くほど、神様は早く答えてくださいます。『その中で流す涙は、真珠になって天国に積まれる』と牧師に言われて、もって泣いておけばよかったなって思うのです。」(李 盛愛さん)

グリニッチ便りをお読みの皆さま
 2003年帰国/OG A.A.姉

主の御名を讃えます!
 グリニッチ福音キリスト教会に集い始めてからの恵みは、あまりに多過ぎて語りつくせないくらいありますけど、今日は、このイースターに洗礼を受けた父のことを書かせていただきます。

●父の救いを真剣に祈り始める
 私が父のことを真剣に祈り始めたのは、1999年にC銀行が倒れて、引退していた父の生活にも影響が出始めた頃からでした。父は45年間、C銀行で働き、最後は、頭取職もしていました。ちょうどその頃、私にリバイバル(信仰の復興)が起き、グリニッチの教会への転入の準備に入っていました。リバイバルによって本当に頭の先からつま先まで神様の霊に満ち溢れた感じが続き、小さなことでも涙が止まらないくらいでした。そんな時にC銀行事件が起きたのです。
 父はずっと仕事一筋、出張続きで、ほとんど家にもいなくて、私は昔父に「何で、そんなに仕事ばっかりしているの?」と聞いたことがあります。すると父は自信をもって「10年後の日本とC銀行の行員と何万人もいるその家族のため。」と答えました。本当にそう思っていたんだと思います。そのC銀行が父の引退後に倒れ、旧経営陣、特に前頭取だった父はC銀行(整理回収機構)に訴えられるということなりました。新聞でも散々なことをかかれ、報道でも旧経営陣の責任追及のことばかり...。家族のことも省みず、銀行のために働いてきた父を思うと、本当にたまらない思いになりましたが、このことがキッカケで、どんな時にも、絶対に変わらない愛で見放さずにいてくれる神様を父に伝えたいと思いました。

●自分の昔の罪を両親に謝罪する
 伝えたい思いと同時に、自分の昔の罪も迫ってきました。私は中高生くらいから悪いことばかりして両親にはかなり迷惑をかけてきました。そのため、私を通したのでは、父が神様を信じるはずがない、私の罪のせいで父が救われなかったらどうしよう...という思いになりました。私は神様の邪魔ばかりしている...父にも神様にも本当に申し訳ない思いになり、「神様、私の罪を御赦しください。父があなたを信じられるようにして下さい。」と涙ながらに、一生懸命祈りました。そして両親に、神様のこと、昔のことの謝罪、これからは良心の痛むようなことは絶対にしないから安心してほしいという手紙を書きました。両親はびっくりしてました。

●父、洗礼を決意する
 手紙を読んだ時分、父は「亜紀ちゃんが神様のこと信じているのはわかったけど、パパはそういう風には感じられないんだよ。」と言っていました。それでもクリスマスに一時帰国した時には一緒に教会に行ってくれましたし、その後も時々教会には行ってくれました。近くの教会に物足りなさを感じていた父に、グリニッチの近藤先生は川端先生を紹介してくださいました。父はその川端先生にぞっこんになり、そのことで父とキリスト教との距離はぐっと近づきました。
 その父が2003年の春頃、私に「洗礼を受けたいんだけど、どうしたらいいのかな」と言い出しました。私はもう、感謝でいっぱいでした。私は、その年の夏に本帰国が決まっていましたから「私も洗礼式には絶対出席したいから、私が帰るまで待っててね」と言って、私は2003年夏、父の洗礼式を一番の喜びとして帰国しました。洗礼式は9月14日に決まり、父とは洗礼式の日のことや教会のことばかり話していました。私の身内には一人もクリスチャンがいませんでしたから、これは私にとって本当に大きな喜びでした。

●父、急性膵炎のため意識不明の重体となる
 それから悪夢の9月8日。洗礼まであと6日というところで父が倒れました。連絡があった時、私は信じられない思いと同時に、悪魔の顔が見えたように思いました。神様に一歩近づく時、悪魔が働くと言いますが、まさにそんな感じです。でも同時に、これが悪魔からきているものなら、必ず神様が勝利してくださる。そのためには「祈り」だ!と思い、すぐに、川端先生、立石先生、近藤先生に電話をし、祈っていただき、さらに本当にたくさんの方に祈っていただきました。
偶然に偶然が重なって、父は一命をとりとめました。しかし意識不明の重体、急性膵炎からくる多機能不全でした。お医者さんは何度も「かなり危険な状態です。重体です。」と繰り返されましたが、私には「神様を信じているのだから関係ない。」という思いがあり、そんな時でも、なんとなく平安がありました。

●奇蹟の連続、そして受洗へ、母への影響
 それからというもの、神様は、皆の祈りに具体的に応えてくださり、本当にいくつもいくつもの奇蹟を見せてくださいました。そして意識不明の重体だった父は倒れてからちょうど一年半後、復活のイースターにふさわしく、神様から永遠のいのちを頂いたのです。
 全く教会には関わりを持たなかった母は、父が健康を損なうことによって、嫌でも教会に付いて行かなければならなくなりました。献金のことなど、すべて母が考えないといけないのです。神様は父の健康を奪っても母を教会へと導いてくださいました。そんな神様のご計画であるならばきっと母も救われる、と私は信じて祈り続けたいと思います。ここまで、本当にたくさんの方々に祈っていただいたこと、心配してくださったこと、心から感謝しています。ありがとうございました。■

2005年4月、5月の教会の集会予定 (変更の可能性もありますので電話でご確認ください)
【定例集会案内】
 礼 拝  日曜日 午前11時より
 教会学校 日曜日 午前9:45
 教養講座 日曜日 午前9:45
 祈 り 会 水曜日 午前10時より
NH祈り会 水曜(第2,4,5)12時より


聖書とキリスト教・教養講座テーマ※
4/17 「漢字」に見られる聖書の思想
4/24 ユダヤ教の「過ぎ越し祭」とキリスト教の関係
5/01 自然災害について聖書は何を言っているか
5/08 浄土真宗とキリスト教
5/15 覚えておくと得をする聖書の格言(2)
5/22 聖書の女性観/聖書が女性蔑視でない理由
5/29 《質疑応答・フリーディスカッションの日》
6/05 聖書の中の矛盾にどう答えるのか
6/12 米福音派クリスチャンがイスラエルの肩を持つわけ
6/19 アメリカ人のキリスト教、赤州/青州のその後

【家庭集会・聖書研究会】
Men's Bible Study  教会事務室
  4/9F 、5/7F、21F 7:30pm
  連絡先:四宮(203)531-1296
グリニッチ家庭集会
  原則第一金曜 10:00am 次回 5/6
  場所はお問い合わせは教会まで
ハリソン聖書研究会
 原則第二、第四金曜 10:00am
  場所:ハリソン長老教会
  連絡先:佐羽内(914)698-0829
ニューヘイブン聖書研究会
 第一、第三木曜 10:30am
 連絡先:久賀谷203-230-5833

シニアシチズン聖書研究会
 毎週火曜1:00pm 場所:井上宅
  連絡先:教会203-531-6450
★新!! ハートフォード家庭集会
4/26B 5/24B 1:00pm
  原則第四火曜日
  場所:テイラー麻生子宅
  連絡先:860-627-8901(テイラー)
【行事・スペシャル】
鈴木啓之牧師を迎えて
 4/20C 10:00am
Westchester 集会
 4/21D 1:00pm
New Haven 集会

聖書とキリスト教・教養講座の日程について
日曜日から週の間の曜日に変更になる可能性がありますので、先ず、ご確認ください。
★ハーベスト・タイムの放送を毎週金曜朝8時よりWMBCにて見ることが出来ます ★教会のホームページも少しずつアップデートしています ★お勧めキリスト教日本語ウェブ放送局:
BBN聖書放送 http://www.bbnradio.org/japanese/

《教会住所》グリニッチ福音キリスト教会 (Japanese Gospel Church of Greenwich)牧師 立石尚志
c/o St. Paul Ev. Lutheran Church, 286 Delavan Ave. Greenwich, CT 06830 website: www.jgclmi.com
《問い合わせ》 教会TEL/FAX(203)531-6450、 牧師宅TEL/FAX(203)531-1609, e-mail: greenwichjgc@cybercap.com