■グリニッチ便り■ (No.121, 2004年12月号)グリニッチ福音キリスト教会
Japanese Gospel Church of Greenwich


Merry Christmas ! 
    牧師 立石尚志 
私は昔からラジオ大好き人間ですが、今でもほとんど毎日欠かさずに聞いているのが "Paul Harvey NEWS & COMMENTS " という短いニュース解説番組です。私が中学生の時にはもうありましたし、人気の高い番組で日本駐留米軍ラジオでもやっていました。もう何年も前になりますが、あるクリスマス、ニュース解説の代わりにお話が流れたのです。実は毎年か、数年ごとかに流しているお話であることをあとで知りましたが、私にとっては大好きなお話になりました。筋も結論も全部知っているのに何度でも聞いて、その度にまた感動しています。大好きなお話しとはそういうものですね。「もう一度聞きたい!ね、お話しして!」目を輝かせながらねだる子どもに困った顔をしている大人を思い浮かべるでしょうか。今年も私はラジオでこのお話が流れるのを楽しみに待っています。メリークリスマス!
クリスマス キャンドルライト礼拝
12
19@4pm 
会場 グリニッチ福音教会/大礼拝堂
バッハのオルガン曲、讃美歌やキャロルでクリスマスの祝福と希望のメッセージをつづります。どなたにも開かれた礼拝です!是非お越しください。
The Man and the Birds
ある人と小鳥たち
作者不明/
ポール・ハービーのラジオ番組より(私訳/立石尚志)
Unable to trace its proper parentage, I have designated this as my Christmas Story of the Man and the Birds.  You know, THE Christmas Story, the God born a man in a manger and all that escapes some moderns, mostly, I think, because they seek complex answers to their questions and this one is so utterly simple.  So for the cynics and the skeptics and the unconvinced I submit a modern parable.

正確な出所が分からないため、私はこの話しをある人と小鳥たちのクリスマス物語と名付けることにしました。神が飼い葉桶で生まれたといういわゆる「クリスマス物語」は皆さんもご存知でしょう。しかし、私の見るところ、多くの現代人たちはもっと複雑な答えを求めているせいか、この話しは単純すぎて見過ごしにされてしまうようです。というわけで、皮肉っぽい方々や疑い深い方々、納得が行かない方々に一つの現代的なたとえ話を捧げたいと思います。

Now the man to whom I'm going to introduce you was not a scrooge, he was a kind, decent, mostly good man.  Generous to his family, upright in his dealings with other men.  But he just didn't believe all that incarnation stuff which the churches proclaim at Christmas Time.  It just didn't make sense and he was too honest to pretend otherwise.  He just couldn't swallow the Jesus Story, about God coming to Earth as a man.  "I'm truly sorry to distress you," he told his wife, "but I'm not going with you to church this Christmas Eve."  He said he'd feel like a hypocrite.  That he'd much rather just stay at home, but that he would wait up for them.  And so he stayed and they went to the midnight service.

さあ、私が紹介しようとしているこの人は、あのスクルージおじさんのようなけちん坊ではありませんでした。この人は、優しくて、まともで、まあ、いい人だったと言えるでしょう。家族に対しては親切でしたし、正しいことを大切にしていました。ただ、この人は、クリスマスになると教会で必ず語られるお話、つまり、神が人になった、という話を信じることができませんでした。馬鹿げているとしか思えませんでしたし、信じているふりをするには彼は正直すぎました。イエスのお話、神が人となって地球に来た、という話はどうにも受け入れることができませんでした。彼は奥さんに言いました。「がっかりさせてごめん。やっぱり今晩のクリスマスイブ礼拝には一緒に行かないことにする。」「行ったら偽善者のように感じるだろうし、ま、家にいる方がよほどいい。とにかく、みんなが帰ってくるまで家で待っているよ。」と彼は言いました。こういうわけで、彼は家に残り、家族は真夜中のクリスマス・イブ礼拝へと出かけて行ったのです。

Shortly after the family drove away in the car, snow began to fall.  He went to the window to watch the flurries getting heavier and heavier and then went back to his fireside chair and began to read his newspaper.  Minutes later he was startled by a thudding sound.  Then another, and then another.  Sort of a thump or a thud.   At first he thought someone must be throwing snowballs against his living room window.  But when he went to the front door to investigate he found a flock of birds huddled miserably in the snow.  They'd been caught in the storm and, in a desperate search for shelter, had tried to fly through his large landscape window.

家族が車で出ていって間もなく、雪が降り出しました。窓辺に行って激しくなる雪をしばらく眺め、彼は暖炉の前にある椅子にもどり、新聞を読み始めました。数分経ったところで、彼はドスン、ドスンという音に驚かされました。またです。ドスン、ドン、という感じでしょうか。最初、誰かが、居間の窓ガラスに雪玉を投げつけているのか、と思ったのですが、彼は何事かと思って玄関から外に出てみると、なんとそこに小鳥たちの群が雪の中でみじめに肩を寄せ合っているのを見つけました。突然の雪嵐にあって、必至に避難場所を求めていたのでしょう。そのために彼の居間の大きな窓ガラスを通り抜けようとしていたのです。

Well, he couldn't let the poor creatures lie there and freeze, so he remembered the barn where his children stabled their pony.  That would provide a warm shelter, if he could direct the birds to it.  Quickly he put on a coat, galoshes, tramped through the deepening snow to the barn.  He opened the doors wide and turned on a light, but the birds did not come in.  He figured food would entice them in.  So he hurried back to the house, fetched bread crumbs, sprinkled them on the snow, making a trail to the yellow-lighted wide open doorway of the stable.  But to his dismay, the birds ignored the bread crumbs, and continued to flap around helplessly in the snow.  He tried catching them.  He tried shooing them into the barn by walking around them waving his arms.  Instead, they scattered in every direction, except into the warm, lighted barn.

みじめな小鳥たちを凍えたままにするにはあまりに可哀想だ、と感じた彼は、子供たちのポニーがいる納屋なら十分に暖かいだろうと考えました。どうやって入ってもらうかという問題はありましたが、早速彼はコートをまとい、ゴム長靴をはくと次第に深くなっていく雪の中、納屋に向かいました。扉をできるだけ広く開き、あかりをつけましたが、鳥たちは入ってきません。食べ物をあげれば、なんとか入ってもらえるかもしれないと思い、大急ぎで家に戻ると、パンくずをかき集め、扉の開いた明るい納屋へ続くパンくずの道を雪の上に作ってやりました。しかし、小鳥たちはパンくずには目もくれず、雪の中で力なく羽ばたいているだけです。彼は頭を抱えてしまいました。捕まえてみようとしましたし、両手を振って小鳥たちを納屋に追い立てようともしました。かえって小鳥たちは、あらゆる方向に散ってしまい、一羽として明るくて暖かい納屋には行きません。

And then, he realized, that they were afraid of him.  To them, he reasoned, I am a strange and terrifying creature.  If only I could think of some way to let them know that they can trust me.  That I am not trying to hurt them, but to help them.   But how?  Because any move he made tended to frighten them, confuse them.   They just would not follow.  They would not be led or shooed because they feared him.  "If only I could be a bird," he thought to himself, "and mingle with them and speak their language.  Then I could tell them not to be afraid.   Then I could show them the way to safe, warm ...to the safe warm barn.  But I would have to be one of them so they could see, and hear and understand."

その時、小鳥たちが自分のことを恐ろしがっているのだ、ということを悟ったのです。彼らにしてみれば、自分は恐ろしい怪物以外の何者でもない、という結論に彼は至りました。私は信頼できるんだ、傷つけようとしているんではないんだ、助けようとしているだけなんだ、ということを何とか分からせる方法はないものだろうか、と頭をひねるのですが妙案が浮かびません。ちょっとした動きに小鳥たちはかえって怖がり、混乱するだけでした。何をしても言うことを聞いてくれません。導くこともできなければ、追い立てることもできません。いつの間にか、彼は自分に向かって言っていたのです。「ああ、鳥にさえなれたなら」「そうすれば、仲間になって怖がることはないって、言ってやれるのに。そうすれば、安全であたたかな、そう、安全で暖かな納屋へ導いてあげることができるのに。自分が彼らと同じになれれば、そうしたら、彼らに見せ、聞かせ、分からせることができるのに...。」

At that moment the church bells began to ring.  The sound reached his ears above the sounds of the wind.  And he stood there listening to the bells - Adeste Fidelis - listening to the bells pealing the glad tidings of Christmas.  And he sank to his knees in the snow.

その瞬間、教会の鐘が鳴り始めたのです。教会の鐘の音は風に混じって彼の耳に届きました。彼はそこに立ったまま、- Adeste Fidelis -讃美歌111「神の御子は今宵しも」を奏でる鐘の音を聞いていたのです。クリスマスの「良き知らせ」を伝える鐘の響き渡る音を。彼はがっくりと雪にひざをついたのでした。■

2004年12月、2005年1月の教会の集会予定 (変更の可能性もありますので電話でご確認ください)
【定例集会案内】
 礼 拝  日曜日 午前11時より
 教会学校 日曜日 午前9:45
 教養講座 日曜日 午前9:45
 祈 り 会 水曜日 午前10時より
NH祈り会 水曜(第2,4,5)12時より


聖書とキリスト教・教養講座テーマ
12/05 ユダヤ教のハヌカの祭り
12/12 
<<質疑応答・フリーディスカッションの日>>
12/19 おやすみ
12/26 二つのクリスマス/キリスト再臨思想
1/02 おやすみ
1/09 ポスト・モダン的思考とは何か
1/16 
<<質疑応答・フリーディスカッションの日>>
1/23 キリスト教式結婚式の意味
1/30 エホバの証人・モルモン教・統一協会

【家庭集会・聖書研究会】
Men's Bible Study  教会事務室
  12/4F,18F 1/8F,22F 7:30pm
  連絡先:四宮(203)531-1296
★ グリニッチ家庭集会
  原則第一金曜 10:00am
  
場所はお問い合わせは教会まで
★ ハリソン聖書研究会
 原則第二、第四金曜 10:00am
  場所:ハリソン長老教会
  連絡先:村上(914)967-6310
★ ニューヘイブン聖書研究会
 第一、第三木曜 10:00am
 連絡先:久賀谷
203-230-5833
★ シニアシチズン聖書研究会
 毎週火曜1:00pm
  場所:井上宅 連絡先:教会

【行 事】
●12/9D10:00 New Haven
みのもとみこXmas弾き語りコンサート
●12/10E10:00 グリニッチ・ハリソン合同
みのもとみこXmas弾き語りコンサート
●12/19@4:00pm
クリスマス・キャンドルライト礼拝
 クリスマスの希望のメッセージを賛美と
 オルガン演奏でつづります。
●2005年1/2@ 新年礼拝
 新しい年を賛美と御言葉、神への新たな献身をもって始めましょう!

★ハーベスト・タイムの放送を毎週金曜朝8時よりWMBCにて見ることが出来ます。グリニッチ以東はカバーされていませんが、NY、NJの方は是非ご覧ください。  ★教会のホームページも少しずつアップデートしています。ご覧ください。
 
クリスマス献金のお願い:今回はクリスマス献金の袋を同封させていただきました。
グリニッチの地における教会の働きのために用いさせていただきますので、お志のある方、よろしくお願いいたします。 Please make checks payable to "Japanese Gospel Church"

《教会住所》グリニッチ福音キリスト教会 (Japanese Gospel Church of Greenwich)牧師 立石尚志
c/o St. Paul Ev. Lutheran Church, 286 Delavan Ave. Greenwich, CT 06830 website: www.jgclmi.com
《問い合わせ》 教会TEL/FAX(203)531-6450、 牧師宅TEL/FAX(203)531-1609, e-mail: greenwichjgc@cybercap.com